維持期の生活に寄り添う職場でやりがいある日々
以前は脳梗塞や大腿骨骨折から回復する患者様のリハビリテーションに携わっていました。やがて「その先の生活にも寄り添える理学療法士になりたい」という気持ちが芽生え、長期療養のご利用者様が多い当院へ求人サイト経由で応募しました。
大規模病院や慢性期ということもあり、受け持つ人数は前職よりも増えましたが、スタッフ数も多いので、協力体制があって安心です。それに「多くの症例に携わりたい」とも思っていたので、貴重な経験も積めて満足しています。作業療法で1ヵ月かけて手ぬぐいを作った認知症の患者様が歩行器を押しながら「Aさんへ」と名指しで作品をプレゼントしてくださった時は「自分を覚えてくださっている!?」という驚きとともに、長く寄り添うリハビリならではの感動を味わいました。
メンバーの前職は、急性期や回復期のリハビリ施設勤務、在宅訪問や老健(介護老人保健施設)スタッフなど。私も含め「精神科は初めて」という人が多く、若い人も大勢いるので、経験が浅くてもきっと大丈夫ですよ。
いつの日か当院の取り組みを外部に発表したい
当院では新たな試みにも積極的に取り組んでいます。患者様が自力で行う排泄支援もその一つ。生活への自信を取り戻しやすいこの取り組みは、新生十全会グループが掲げる理念にもある“心の花を枯らさない”にマッチするもので、とても勉強になっています。当院は職員のための施策にも積極的で、先日は“抱え上げない介護”の研修がありました。新しい風を常に取り入れる病院なので、いつかは学会で事例を発表し、当院をさらにアピールしたいです。そのためにも、まずは院内での発表を上手にできるよう頑張ります。
患者様らしさを大切にする病院は、自分らしく働ける病院でもあります。私は滋賀から通勤しているんですが、残業がほぼないので、18:30には地元に戻り、プライベートを楽しんでいます。配属先にもよりますが、うちの部署は勤務日を自分で選べる点も魅力的。好きな日に休み、友達とどんどん遊びに行くなど“いまどきの働き方”ができていると思っています。公私ともに全力を出せる新生十全会グループの病院勤務、おすすめですよ!